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ビルメンテナンス
Pタイル(ハードフロア)の清掃
従来通りの清掃
多くの場合、定期的なワックス掛け(1~2ヶ月に1回)と年1回程度のワックス剥離を日常清掃(毎日のお掃除)と組み合わせて行います。一般的にウエット管理といわれている清掃方法です。ワックスを使用する清掃の基本形であるため、これがしっかりできていないとUHSなど発展した作業はできません。弊社においても清掃の基礎となる重要な作業と考えております。
カーペット(ソフトフロア)の清掃
従来からある清掃方法
日常的なバキューム作業(掃除機掛け)に加え、年に数回、洗剤(アルカリ性)や水(お湯)を使用した洗浄を行います。
代表的なクリーニング方法
- ヤーンパットクリーニング法
カーペットに専用洗剤(アルカリ性)を噴霧した後、ポリシャーにヤーンパット(布製)を装着してカーペット表面の汚れをパットに移行させる方法です。一般に、セミドライ法と呼ばれています。 - ロータリーシャンプークリーニング法
専用のブラシを装着したポリシャータンクの中に洗剤液(アルカリ性発泡洗剤)を入れてブラッシングした後、カーペットに残った水分と洗剤をエクストラクター(カーペット用ウエットバキューム)で回収し、すすぎをする方法です。一般に、ツーステップ法と呼ばれています。 - スチームクリーニング法
事前に、前処理剤(アルカリ性洗剤)をカーペットに噴霧した後、高温(60度以上)高圧の洗浄機ですすぎをする方法です。弊社では、すすぎ作業時に回収率の高い『ロータリー・ジェット・エクストラクター』を使用しています。
弊社では、上記すべてのクリーニング法に加え、CFRアタッチメントを使用した椅子やソファーなどのクリーニングにも対応しています。
インテックスソリューション
Pタイル(ハードフロア)の清掃
専用のバーニッシャーを使用した「磨く」清掃
元々はアメリカのUHS(※)を日本に取り入れた清掃方法で、一般的にドライ管理と呼ばれています。
(※)ウルトラハイスピードシステム
- 毎日(もしくは週に数回)専用のバーニッシャーでバフィング(ワックス面を磨く)して美観を維持する方法です。
- 光沢の戻りや美観が悪くなってきたら、ワックスを再塗布します。
- ワックス自体が劣化してきたり、汚れが蓄積してきたりしたら、ワックス剥離を行います。
各メーカーが様々なシステムや専用ワックスを出していますが、弊社では『トラクションプラス』というワックスを核にした『Intex Smart Saving System』を積極的に採用しております。
採用理由
- 重金属が極めて少ないワックスなので、環境に優しい
通常のUHS用ワックスには、金属架橋の技術が使われています。UHSでもワックスの表面洗浄や最終的な剥離洗浄は必要です。そのときに出る汚水に含まれているワックス成分(構造上必要な重金属の亜鉛など)が河川に流れてしまい、現在問題になっています。しかし、弊社で採用しているワックスには重金属が極めて少ないため、環境に優しく安心です。 - ワックスの光沢復元率が高いので、ワックスのリコート周期(再塗布)を延長できる
リコート周期を延ばすということは、オーナー様の負担を抑えることに繋がります。 - バフィングで光沢の戻りが鈍った場合、パッチ作業(部分的な補修)が可能
通常のUHS用ワックスの場合、光沢の戻りが鈍くなってきたらワックスの再塗布が必要です。しかし弊社では『TA-2』という特殊な補修剤を床に塗布することで、『トラクションプラス』の光沢復元力を向上させることができます。そのため、リコート周期を延ばすことが可能になり、結果としてオーナー様の負担を抑えることになるのです。 - 塗布後のワックスが透明で、時間が経過(数年単位)してもほとんど変色しない
UHS用ワックスに限らず、元々ワックスは多少変色するものです。通常のUHS用ワックスの中には、数ヶ月で黄変(黄色く変色)してしまうものもあります。特に、淡い色目のPタイルの場合はイメージが変わってしまうので、黄変してきたという理由でワックス剥離を行うことも…。塗布直後から黄色っぽい色の付いているワックスが多い中、弊社では塗布後も透明でほとんど変色しないワックスを採用しております。 - 中性の剥離剤でワックス剥離が可能
通常のUHS用ワックスは、通常の剥離剤(強アルカリ)で作業しないと剥離できません。しかし、中性のケミカル(洗剤など作業で使用する資材)が中心となっている『Intex Smart Saving System』は、中性の剥離剤を使用しているため剥離汚水も中性になり、環境に優しいのです。 - 光沢があっても、滑りにくい
『トラクションプラス』は、全米フロア安全管理協会(NFSI)からも認定を受けています。
滑りにくく安全なフロアを提供できる証です。
カーペット(ソフトフロア)の清掃
新しいクリーニング方法
弊社が採用している『Intex Smart Saving System』は、最新のカーペットのクリーニング法であるエンカプサレーション法(カプセル処理型洗剤を使用する方法)にも対応しています。これは『ロンジェビティー』という次世代型カーペットクリーナーを核にしたシステムです。
『ロンジェビティー』の特徴
- 国内初の最新ポリマーテクノロジー
カーペットクリーナーでありながら、最新のポリマーテクノロジーが採用されています。 - エンカプサレイター(Encapsulators)による汚れの回収
3種類のポリマーと界面活性剤を主成分とするこのクリーナーは、汚れをカプセル状に包み込み、回収を簡単にしています。また、従来では回収しにくかった粒子の小さい汚れやアレルギーを引き起こす微細な汚れも、カプセル化することで回収できるようになりました。 - 濡らしすぎない管理(Low Moisture Maintenance)
『ロンジェビティー』の希釈液の塗布量は、従来の前処理作業の量と比較して非常に少なくて済みます。オーバーウエットにならないので、OAフロアや縮みやすい素材にも安心して使用していただけます。 - 再汚染防止、防汚効果
配合されているポリマーには繊維をコーティングする効果があるため、汚れが付着しにくくなります。また、『ロンジェビティー』は中性なので、再汚染の心配がありません。
弊社では、従来の工法に加え最新のエンカプサレーション法を取り入れたカーペットメンテナンスをご提案しています。
CRI認定製品です
CRI(The Carpet and Rug Institute)は、米国内のカーペットメーカーで組織され、情報を外部に発信する目的で設立された団体です。加盟カーペットメーカーは90%に上ります。CRIの認定は、製品の効果と安全性の証です。
コンクリートワックス
近年、デザイナーズハウスやショッピングモール等でよく見かけるようになってきたコンクリートの打ちっぱなし。この打ちっぱなしには「汚れやすい」「メンテナンスしにくい」などのデメリットがあります。そこで登場するのがこの『コンクリートワックス(環境に優しい水性ワックス)』。『コンクリートワックス』を塗布することにより「汚れやすい」を「汚れにくい」に、「メンテナンスしにくい」を「メンテナンスしやすい」に変えることが可能です。防汚性やメンテナンス性・撥水性の向上はもちろん、床に用いれば滑り止め効果も期待できます。
さらにこの『コンクリートワックス』は着色可能なので、コンクリート打ちっぱなしの床をカラフルなデザイン床にすることも可能です。ウレタン塗装仕上げのときに発生する臭いも、『コンクリートワックス』なら通常のPタイル等に使用するワックスと変わらないので問題ありません。そのため、内装・改装工事等の施工会社様におかれましては、コンクリート打ちっぱなしの床を施工するときに重宝するかと思われます。
また、『コンクリートワックス』と併せて開発されたのが、従来のモルタルよりも伸縮性・柔軟性に優れた『ポリマーセメント』です。従来のモルタルでは極端に薄塗り(0.5mm~2mm)してしまうと、ひび割れ・剥離等の問題が生じていました。しかし『ポリマーセメント』を混ぜることで、ひび割れしにくく剥がれにくい薄塗りが可能になったのです。さらに『コンクリートワックス』と併せて使用することで、より優れた床・アートフルな床を施工することができます。